
組合活動について |
組合活動について |
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新運転は今年で、50年目の実績を誇る運転手の労働組合です。 統一した労働協約に基づいて、自動車運輸産業や関連する産業に従事する 労働者が主体となって自主的に各種の活動を行い、職業別労働組合として 真に自由で民主的な組織の確立を目指しています。 連合、交運労協、労供労組協、ハイタク東京6団体に加盟しており、 全国労供事業労働組合連合会(略称、労供労連)という 労働者供給事業を行なう労働組合の連合体の中では最大の組織です。 そして、魅力ある未来型労働組合として労供事業を柱として 労働者派遣事業や介護福祉輸送事業にも取り組み、社会的に高い評価を 受けています。
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おかげさまで50周年 |
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新運転を結成した先輩たちは、資本、国家権力、そして政党から独立した労働組合主義を掲げる新産別の下に結集し、労働者の職業選択の自由と賃金労働条件、生活向上、そして日本社会の自由と平和を目指して奮闘してきました。戦後日本の労働法制全体が、直接雇用、企業内労組を対象として創られた中にあって、新運転の存在は企業外で個人加盟の職能組合としての異彩を放ってきたのです。
1959年の結成時に僅か数人のタクシー運転手が集まって始めた新運転は、多くのタクシー会社と一日当たりの営業収入に対する高い歩率の労働協約を締結し、高度成長期の人手不足と相俟って急テンポで組織拡大を実現しました。結成10周年を記念する当時の機関紙では、関東と関西を合わせて6,000名に近い組合員の結集を実現したと誇り高く報告がなされています。 それこそわれわれが結成当初のような勢いに乗って今日まで組織拡大を果たしていれば、悪徳派遣業者の存在する余地などなかったというのが、正直な実感です。 しかし、日本政府と資本は、国家権力を行使してわれわれの組織拡大を押さえ込んできました。つまり、労供事業法という法律による事業展開の道を閉ざして労供労組拡大の外堀りを埋めた上で、急激に勢力を伸ばしていた新運転、とりわけタクシー運転手の組織拡大を直接押さえ込むための内掘りを埋める攻撃として、1967年に運輸省令が改悪されたのです。それまでの新運転のタクシー組合員は、前述したように個別企業から独立し、労働条件の良い職場を選択する自由がありました。このことを言葉を変えて言うと「日雇い運転手」として自由に働くことが出来たということです。そして、当時のタクシー組合員は人手不足の中で、文字通りの売り手市場の反映として高賃金、高労働条件を謳歌したそうです。ところが、その省令改正によって組合員は一つのタクシー会社に選任運転手として固定的に雇用されない限りタクシー運転が出来なくなったのです。その省令改正を強力に後押ししたマスコミ、業界の挙げた当時の理由は、乗車拒否、無謀運転、過重労働による事故多発などが日雇い運転手によって引き起こされているというものでした。労供労組に所属する日々雇用の組合員と個人の日雇い運転手を同列に論じ、差別を煽る中で省令は改正されたのですが、新運転のような労供組合の排除を狙ったものではないというのが、国会審議における政府の公式見解でした。 しかし、制度変更という現実の壁によってタクシー組合員の企業内への囲い込みが進み、新運転からの離脱、減少という事態が進行しました。その後、新運転の先輩たちはタクシー組合員の組織を守りながら多様な運転業務の労供拡大へと乗り出して組織崩壊を避けるために奮闘してきたのです。今日では、更に運転業務から作業員への労供職種の拡大に加えて企業組合による福祉タクシー事業や有限会社による供給と派遣を組み合わせた事業展開に取り組んでいます。 |
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春の交通安全講習会(4月11日)/健康診断(4月18日から4箇所)相次ぎ開催!
新年度の4月を前に、年度末の慌しさに追われている中で、今年も初の交通安全週間に合わせた交通安全講習会の開催が決まった。 会場は例年と違い、下町浅草のど真ん中、台東区民館(地図参照)。 運転手の職能組合として組合活動の中心に位置するのが、無事故安全運転、安全作業の徹底である。毎月一回本部で開催されている事故対策委員会での事故多発者研修では、いわば事故の後追い対策ともいえるわけで、無事故の徹底を先手で仕掛けるのが春の交通安全講習会といえる。満杯立ち見が出るほどの参加を期待したい。 そして、恒例の健康診断が翌週から実施される。まずは、南支部対象ではあるが、今回からは新規加入組合員も受診してもらいたい。 健康診断日程・会場 1、新組合員と南支部 4月18日(日曜) 午前9時15分—11時半まで ハピネスケア四谷 新宿区四谷1−1−2 TEL 03-3357-6631
2、北支部 5月23日(日曜) 午前9時—11時半まで 綾瀬勤労福祉会館1階 足立区綾瀬1−34−7 TEL 03-3838-3581
4、西支部 5月23日(日) 午前9時半—11時半まで 阿佐谷産業会館 杉並区阿佐谷南1-15-1 Tel 03−3393−1501 4、東支部 5月31日(日曜) 午前9時—正午まで 江戸川区文化センタ− 江戸川区中央4−14−1 TEL 03-3652-1111 本部旗開き開催! 新委員長の下、結成51年目の活動開始
東京地本の旗開きは、北浦元委員長の逝去を受けた一昨年から二年連続で開かれなかった。さぞかし栄誉ある東京地本の赤旗も寂しかったことだろうということで、宮田新委員長の発案で今年は2月6日、ホテルラングウッドの14階で開かれた。 ごく内輪にということで来賓の方々は、篠﨑中央委員長、水嶋、北村両弁護士、門間元書記長、個人タクシ事業部の高橋理事長、三宅ロマン交通理事長。そして、各支部長と書記さんたち。 宮田委員長の挨拶から始まり、篠﨑中央委員長からも東京地本への激励の言葉を頂いた。そして太田書記長の元気溢れる乾杯(!)を皮切りに遅い昼食をかねた懇親会が始まり、今年一年東京地本の旗の下、更なる発展を誓いあった。 第13回連合東京・全労済東京共同セミナー 笹森中央労福協会長の講演に感動!
去る2月8日午後6時から総評会館2回ホールが満杯の中、笹森会長は「連合20年・労福協60年 組合が変わる 社会を変える」と題してぴったり90分間、集中力をとぎらせることなく話された。 講演の冒頭では、昨年の秋から冬にかけて消化器系癌の手術を受けて中央労福協の新年会(1月6日)の前日まで静養していたと告白、仕事の量を制限させてもらってゆっくりと回復するつもりが、全く逆に忙しい日々に追われていると話を始め、独特な笹森節ともいえる話術に200人を超える聴衆の気持ちを惹きつけた。 その講演の筋立ては、戦後労働運動の起点から連合結成までの紆余曲折から始まり、連合20年の軌跡を第一期から現在の6期に分類、その時々の運動軸の変遷を辿りながら、笹森氏自身が結成前からその中で考え行動したこと、第三期以降事務局長から会長職についていた当時の問題意識など丁寧に話された。 最後に政権交代が起こったことの歴史的意義を「パラダイムの転換」との関連で捉え、過去の労働4団体の意識や右や左のイデオロギー対立という時代が終わり、少子高齢化という未来社会へのシステム、ルールの改革が労働者福祉運動に問われているとまとめられた。病後とは思えない凄い講演に心から感動を覚えた。 日比谷野音の連続行動 沖縄とJR不採用問題の大集会に参加! 沖縄普天間基地閉鎖と辺野古新基地建設を許さない全国集会は、1月30日午後2時から始まった。演壇には沖縄からの参加者100名が陣取り、会場は6000人を超える参加者で溢れかえった。 その熱気は24日に行なわれた名護市長選挙で県内移設反対を唱えた稲嶺候補の勝利と鳩山内閣閣僚の相次ぐ赦しがたい発言が相まって嫌が応にも盛り上がった。参加者は集会終了後、東京地本太田書記長の「沖縄を返せ!沖縄へ返せ」のサンシン演奏を背に銀座から神田までのデモに出発し、沖縄現地と全国の仲間の連帯強化を確認しあった。 JR不採用問題解決へ!中央集会は2月16日の午後6時過ぎから時折雪に変わる氷雨の中、4000人の参加者で開かれた。 国家による不当労働行為という赦しがたい犯罪によって1047名の労働者の生活丸ごと不当な境遇に追い込まれながらも闘い続けてきた中で、昨年の政権交代による政治解決を何としても実現するという強い決意を表現する集会だった。 主催団体を代表して国労本部の高橋委員長が挨拶。連帯挨拶は平和フォーラムから藤本事務局長、全労連の大黒議長、都労連の武藤執行委員長が発言。情勢報告を行なった国鉄闘争共闘会議の二瓶議長は『雇用・年金・解決金』の三項目で解決するためには何よりも4者4団体の団結が重要だと訴えた。 東京交運労協 2010春季生活闘争決起集会で参加! 去る2月24日午後6時半から田町交通会館に労供労連東京として新運転、自運労それぞれ4名づつ計8名で参加した。 司会は日向事務局長。最初に主催者挨拶を久保議長が行い、一昨年来続く厳しい経済状況の中にあっても交通運輸労働者の生活を支える為の賃金労働条件の改善を何としても勝ち取り、安全、安心の公共交通を守りぬこうと決意を語られた。 第1部の記念講演は明治大学の松岡二郎講師。講演時間70分余り、今回の労基法改正について眠気を催さない力強い語り口でビシビシと直球ストレート投法で語りぬいた。 第2部は5部会それぞれの代表からの決意表明。ハイタク部会は全自交東京の山下春樹氏、物流部会は運輸労連東京の世永正伸氏が行い、盛大な拍手を送った。 そして、集会宣言を採択し、久保議長の団結頑張ろう三唱で閉会となった。 |
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東支部 新年を迎えて特別大きな問題もなく、支部総会から旗開きへと順調に事が進み、一月は無事にクリア出来ました。しかし地球温暖化も何処へやら、冷え冷えとした二月。窓口就労も減り印紙の枚数に一喜一憂し、雪もちらつく中寒々とした状況です。そんな中若い評議員が記事を持ってきたので掲載します。 ある朝ラジオの中での事、冬季オリンピックの話題や他のスポーツから相撲界へと進み白鵬の結婚式や朝青龍の引退問題に触れ、以前白鵬と朝青龍には確執があり、不仲な時期があったと聞いていましたが白鵬は、入門当初から力士の手は刀だと教えられてきたと、コメントし涙を流したそうです。一人横綱となった白鵬に自信の程はとの問いかけの後、「人を慈しむ心」が強さには必要なのですねと締め括っていました。 トップアスリートや相撲界の力士にだけ限られたことではなく、社会生活を営む誰もが大切にしなければならないと記憶に残りました。いつもはただただ寒く寝起きの通勤途中ですが、この日は自らを反省し、改めてモラルやマナーを忘れずに人に嫌な思いをさせぬ様、良識ある言動を心がけねばと、強く思った朝でした。良識ある言動というのが組合員にも私自身も忘れてはいけないと自覚し、皆さんの力を借りながらこの苦境を乗り切りましょう。 東支部長 菊地 公洋 北支部 東京地本の新年号の発行は、例年旧暦の正月(2月14日元旦)を過ぎて七草が終わり、文字通りの新春の頃。今年は、例年になく雪の日が多いという感じですが、夜明けの早さや夕暮れから感じる日本の季節感は、やはり旧暦が合うと実感するこの頃です。 北支部恒例の旗開きは1月16日土曜日の夜、昨年までの会場を広いところに変更したお陰で、写真のとおりの立派な旗開きとなったと思います。宮田新委員長をはじめ岩井副委員長、タクシー部長も参加していただき賑やかな会となりました。実は旗開きを待たないうちから東環保加盟会社や人材派遣センターの派遣作業員の受け入れについて今までにはない規模での話しがありました。 そして、この2月に具体的な要請があり、3月から4月を待たずに作業員組合員の加盟手続きに追われる状態が続いています。既に2月末段階で500名の大台を突破し、このペースで行くと来年の春が思いやられる状況です。 おかげ様で年末年始は重大事故もなく穏やかに過ごさせていただきました。今年も1日、1日の積み重ねで1年を通して無事故、無違反、安全作業に徹して北支部の一層の発展に向けて皆さんと共に頑張っていきましょう。 支部長 草苅脩二 西支部 2010年、西支部の船出は例年と同じように始まった。1月16日に行った旗開きには30数名が集まり、今年一年へ向けて、鋭気を養いつつの仲間同士の交流を深め合った。 しかし、1月の執行委員会の翌日に支部長が入院する事態になった。組合員が心配する中で、しばらくは入院生活を余儀なくされる。労供含めて支部業務は、各労供先への信頼と組合員の生活を守るべく組合員と役員で補い合い滞りなく行われている。 年度の節目を目前にして仕事の状況はどのような変わり方をしていくのか、われわれの働き方ならではの不安もあるが、みなで力をあわせて乗り切っていきたい。 そのためにはプロ集団として事故トラブルといった基本的なミスを無くそう。いい続けられてきていることではあるがわれわれの組織のあり方、働き方を見たときに仕事人としての対応、営業車を運転する営業運転が求められている。新運転のプロとはどのレベルを言っているのか。また目指していくのか。われわれの今後の指針を作るべくがんばろう。 執行委員 塩田逸郎 南支部 遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。当支部ご自慢のと言っていいでしょうか、恒例の旗開きは去る1月10日の日曜日、事務所近くの南大井シルバーセンターで行なわれました。参加者は、例年同様70名ほどにのぼり、新運転の旗の下今年も一年無事故、安全作業を誓い合いました。 ご来賓として挨拶を頂いたのは、都議会民主党の副代表として活躍されている馬場裕子都議会議員と阿部祐美子品川区議と連合東京の村川氏。そして、本部から宮田委員長と一緒に参加していただいた伊藤統制委員長。更に良好な南北関係の下、遠くから草苅北支部長も参加していただきました。 これだけのご来賓を迎えても自慢できるのが、我が支部女性陣の手作り料理の数々ということで、参加者皆さんご満悦の様子が写真に写っています。 という新年祝いの一方では、生コン業界の不況に伴う工場閉鎖が続き、労供のピンチをどう乗越えるか頭の痛いところです。 今年も一年、健康に留意して組合員の労働と生活をお互いの団結力で高めていきたいと念じています。 支部長 岩井 肇 タクシー部 新年明けましておめでとうございます。去る一月十七日には第五 回のタクシー部総会に引き続き、総勢五十名近い組合員が集まった旗開きが盛大に開催されました。新装なったタクシー部のスカイブルーの旗のもとに委員長、副委員長、書記長、他支部長等にも参加して頂き、会場のタブレット会議室はいつになく大盛況でした。 ところで二月十五日に区切りを付けた特定事業計画の提出期限後も続々減車・ 休車計画が出されています。その総数は既存減車と合せて五千台以上に達し、現在の法人タクシー総数は既に平成十三年当時の二万八千台を割るところにまできています。目標はあくまでも二万三千台前後を想定していますので、後五千台前後というところでしょうか。 しかし、いまだに申請をしていない事業者も新免を中心に数十社程度ありますので、これからも削減台数はまだまだ増える予定です。 ただその中には休車申請がかなり含まれていますので、我々が求める完全減車台数としてはカウントできません。あえて言えばこの目標を達成するにはあくまでも全事業者の協力が不可欠なのです。後は景気が回復するのを切にお願いするわけですが、こちらのほうはまだまだお先真っ暗なようです。連立政権の足元が今の様にぐらついた状態では、一体いつになるやら、神のみぞ知るでは我々もやってられません。 鳩山さんしっかりお願いしますよ。 部長 佐々木克己 労供労組協 第27回総会開催! 労供労組協は、日雇・登録型派遣、製造業派遣の原則禁止を盛り込んだ労働者派遣法の改正案が今国会で審議成立する見込みの中で、我々は「派遣法よりも労働組合の労供事業法を」を主張し、連合、厚生労働省、各政党への養成などに取り組んできた。 そうした取組みを更に強化し、組織の拡大を目指して来る3月12日に総会を開催する。代議員参加枠があり、本部対応となるが太田書記長が副議長を務めていることもあり、今後とも積極的に参加していきたい。 開催日時 3月12日午後4時 会場 タブレット根岸5階 消 息 東京地本 自2010年1月~至2010年2月 ご結婚おめでとう 東—川村勝 妻 美代子 東—小倉龍也 妻 衣美可 北—直井里美 夫 光 北—高石 進 妻 香 西—山崎 栄 妻 朝子 西—木場朝子 夫 栄 タ—柴田昭成 妻 任菊英 ご出産おめでとう 東—中村正勝 男 勇璃 北—野田良徳 女 衣織 北—直井里美 女 優衣華 北—安藤正純 女 瑠姫 西—小山竜裕 女 陽菜 お悔み申し上げます 北—青砥徹 父 治三郎 北—田邉繁俊 父 繁久 西—平尾三佳 父 喜久雄 西—戸田信太郎父 光太郎 南—米口康二 母 洋子 南—三上克也 父 功 タ—米田滋 父 得二 タ—古泉一美 父 一郎 組合員死亡 北—馬上広 平成二十一年十二月 三十一日 享年 六十五歳 心不全 タ—佐藤喜太郎 平成二十一年十二月 二十二日 享年 六十八歳 食道癌 |
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第54回定期大会 新たな50年に向かって 宮田政邦新委員長就任!
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新運転結成50周年を迎えた今年は、文字通り「チェンジ」、激変の一年となった。世界経済が大不況のなか、米国で初のアフリカ系大統領バラク・フセイン・オバマ氏が誕生。日本では、107年ぶりの真夏の衆議院選挙で、民主党が圧勝し、社民、国民新党との連立内閣が誕生。そして、第54回定期大会において、長年新運転の発展に貢献された篠﨑庄平氏が勇退し、宮田政邦氏へと執行委員長のバトンが手渡され、新たな50年への船出となった。 |
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第54回定期大会は、11月15日(日)午前10時から午後7時までの長時間にわたり連合本部の入っている総評会館で開かれた。 菊地副委員長の開会挨拶に続き、恒例の議長選出では、若手代議員の代表として羽山和成(東)、堀井隆司(西)両代議員が満場一致で選出された。そして、書記、資格審査・議運委員が選出確認され、今大会で勇退される篠﨑執行委員長は「50年前にタクシーから始まり、大きく様変わりしてきた。病後ではあったがお蔭様で50周年記念事業を果たすことが出来た。この間、企業内労組と決定的に違う職能組合として景気、行政の変化に埋没することなく過去の経験を活かして行きたい。事業所に対しては、緊急雇用対策の一環として助成金支給を考えている。試行錯誤しながら組合が今日まで来たことは、何よりも組合員の団結によって成し遂げられたものであり、今後もより団結を強めていく為に今日の大会成功を祈念して挨拶に代えたい。」と挨拶された。 引き続いて、来賓の挨拶を、須永謙治連合東京事務局長、久保秀明東京交運労協議長、石野昇自運労委員長、伊藤彰信労供労組協議長、山崎雄一中央労金荒川支店長、河野達男新宿区議、池尻成二練馬区議、平田まさお北区議が行った。 激電・メッセ-ジの紹介、大会成立の確認、156名の無事故、無違反優良組合員の大会表彰が行なわれ、2009年度経過報告と決算報告を太田書記長、同会計監査報告を菅野会計監査が行ない、長時間の質疑応答の後、圧倒的多数の拍手で承認された。 2010年度の運動方針案と予算案、全労済との団体生命共済についての提案後、動議の質疑となり、東支部の福嶋代議員が生活共済の傷病手当支給の改善、西支部の高見代議員は議事運営規程の改正、外山代議員がマイクロバス、東支部の相原代議員は組合費の改正、そして北支部の伊藤代議員が統制委員会に関する規約の改正についての動議の提案説明をし、統制委員会に関する規約改正は、無記名投票と支部長の議場からの退席という異例の投票方法での採決となり、賛成58、反対15で成立した。その他の動議は、執行部として次の評議員会に議論を持ち越すことを表明し、運動方針原案の採決を拍手で行い、満場一致で成立した。 |
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役員選挙は、執行委員長2名、副委員長3名の立候補で選挙となり、委員長は宮田政邦氏が64票で当選(松岡宥二氏17票)。副委員長は岩井肇氏が44票、只石善士氏が41票で当選(菊地公洋氏39票)となった。そして、大会選出役員名と支部選出役員名をそれぞれ篠塚選管委員長が読み上げて確認した。 大会スロ-ガン、大会決議案、大会宣言を、満場一致で採択した後に、「長い時間が経過していますので、退任の挨拶を話す時間はないと思います。北浦君の急逝を受けてこの2年間東京地本の委員長を勤めてまいりました。大変お世話になりましたが、これからも宜しくお願いします。」と篠﨑委員長から退任の挨拶がなされた。 |
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そして新執行部を代表して宮田新委員長から「50年間、先輩たちが作った新運転を今後100年に向かって組合の活動は前進しかありません。新執行部が一丸となって進むことをお誓いして決意表明とさせていただきます。」と簡潔で力強い挨拶がなされた。 議長団から大会書役員の解任と降壇の挨拶を受けて岩井副委員長から閉会の挨拶があり、最後に宮田新委員長から「新運転の発展に向けて団結ガンバロー」の三唱で終了した。 |
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委員長就任にあたって 執行委員長 宮田 政邦 |
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私は第五四回定期大会に於いて委員長に選出されました。この定期大会は特別の意味が込められていたと思います。それは組合発足以来、五十年の節目にあたる年であり、五月には前篠﨑執行委員長のもと五十周年行事も無事に盛会裡に終ったからです。 私が組合に加入したのは一九七七年二月二十一日でした。そして、一九八五年六月二十一日に本部専従ととなり、以来役職として書記次長、書記長、執行委員と歴任し今日に至りました。 先に記した様に組合結成以来五十一年目に入りましたが、組合発足当時から今日に至る過程は三十年の略史のなかで『一九五九年二月十三日、杉並区で結成大会を開いた、初代委員長の笹尾弥吉郎氏はメトロ交通で、小板橋福松氏(初代書記長)は大陸交通で、その他の役員もそれぞれタクシー会社の労働組合役員として同盟罷業を含む争議の指導をしたためにブラックリストに載り、退職後は再就職することができず、やむなく自ら運転手協会をつくったのである。しかし、その弊害と限界を知り尽くし、労働運動への思いが断ち難く、労供権を取得して労働者の生活向上と安定を図ろうと決意したのである。 しかし、当時の労働省は労供の許可には極めて消極的でその運動は困難を極めた。(中略)かくして新産別の指導下で労働者供給事業許可申請を進めると同時に、組織の理論的バックボーンを企業によらない横断的職業別労働組合の確立に置いたのである。(中略)一九六十年三月二十三日、待望の“許可”がおりた。組合では直ちに労供開始に入り、四月一日実施、労働協約締結運動に取り組んだ。労働協約は職業別労働組合のみが実現しうる同一労働同一賃金の原則に立った統一労働協約である。当時、労供先もわが組合員も九十九名がタクシーであったため、われわれの努力もタクシーに注がれ赤羽地区を中心に、下町方面、山の手地区へ広がっていたのである。』 時代は繰り返すのごとく、今日の内外情勢、特に国内経済は先行き不透明な低迷から脱することなくアメリカ、中国他にたよっているため、二・三年後でなければ景気の回復は見込めないであろうと各界の識者はおおむね一致しています。 しかし、わが新運転の五十年にわたる蓄積された知識・能力を今発揮する機会と捉えたいと思います。 来年の干支は寅年で、虎は千里を疾走すると古来より言われておりますが、一歩一歩、地を踏みしめながら前進し、世界に冠たる新運転として組合員の皆様と共に邁進したいと意を強く感じ、就任の挨拶とします。 |
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2009年12月末 支部・タクシー部便り
東支部 世の移り変わりの激しさに、我とわが身がついて行けず体のあちこちでギスギスしたり、痛みがでたり腫れたりで慢心創意状態で年末を迎えています。 今年、新運転は50周年を迎え新たなる一歩を踏み出しておりますが、世の流れの速さにもみくちゃにされぬよう気をつけて皆で頑張っていきましょう。 さて、東支部の状況はといえば、9月、10月、11月と生コン・清掃共に仕事のない日が続いて窓口労供の厳しさが組合員を苦しめていました。12月に入り、対策車が動いたのと社員の有休休暇や直営の臨時者が増え、それなりの回転率になっております。 一息ついて新たなる新年を迎えられそうです。この一年を振り返れば、事故の多さを憂えずにはいられません。皆さんも同感だと思いますが、家族を慈しみ、仕事に貢献し、己が身を守る、その自覚こそが事故撲滅へとつながることだと信じております。 新年にまた皆さんと笑顔で会えますよう祈るばかりです。ご安全に! 支部長 菊地公洋 タクシー部 早いもので今年もあと数日を残すのみとなってしまいました。気象庁の暖冬予報とは裏腹の寒さが身に凍みる今日この頃です。 本年最後ということでもあり、本誌では今年のタクシ—業界に大きな影響を及ぼしたトピックスを採り上げたいと思います。 内容は大きく三つに分けられます。まず話題となるのは、昨年秋の米国発の経済不況です。輸出依存型の日本経済はその脆弱さを露呈してしまいました。既に一年を過ぎ、念願の政権交代も実現したのに、未だにこの不況を脱出する糸口さえ見出せないままでいます。 タクシ—事業は旅客運輸事業であり、接客サービス業でもあります。基本的に利用者の可処分所得が増えない限り、この業界が潤うことはありえません。民主党政権にはこの問題を早急かつ確実に解決して貰う必要があります。 次に道路交通法の厳罰化が揚げられます。今年は特に飲酒運転、救護義務違反、駐停車・放置駐車違反の取り締りが顕著で、違反すると厳しく罰せられます。結果として違反点数も大幅に上がって、免許欠格期間も最長十年に延長されました。 新運転の組合員の中にも免停、取り消し、及びその予備軍が大幅に増加しているのは、誠に憂慮される問題です。 そして、なんと言っても最後に揚げるべきなのは特定地域のタクシ—特措法の成立でしょう。既に東京地区では四回の協議会を終え、その集約に取り掛かりはじめました。来年早々には、減車と休車を中心とした内容の特定事業計画が認可され、実施に移される予定です。ただこれらが実施されれば、組合員もそれ相応の覚悟をしなければならなくなるのは、前号で述べた通りです。 タクシ—部長 佐々木克己 北支部 師走を迎え早いもので今年も最後の支部便りとなりました。前号では支部選出役員選挙の直後ということもあり、「大会前と今年最後の支部便りということで、かなりよそ行きの報告」と勘違いをして失礼しました。 その後の第54回大会では、党支部選出の伊藤統制委員長が再任されただけでなく、代議員として統制委員会に関する規約改正の動議を提出し、その必要性を丁寧に主張した結果、代議員の圧倒的多数の支持を得て改正案を成立させるということになりました。 この統制問題については、前年度、当支部運営委員会から提起した統制案件が仮処分裁判から本訴へと移行し、来年も引き続くことに対して、支部長としての責任を感じているところです。 来年こそ、こうした問題をすっきりと解決し、厳しさを増す雇用情勢の中で全支部組合員が一丸となって労供事業を推進して行きたいものです。 ということで、今年最後の支部便りですので、この一年を振り返り新年を迎える心構えを組合員皆さんと共有したいと思います。それは一にも二にも無事故、安全運転、安全作業の徹底です。われわれにとってのワークライフバランスはこの基本があって叶うものであることをもう一度肝に銘じて新運転結成50年から始まる新らたな一年を迎えましょう。 支部長 草苅脩二 西支部 今日、12月23日は祝日である。日の出と共に澄み切った空、空気、清々しいとはこのようなことを云うのだろう。この清々しさが何時までも続いて欲しいものだが、如何せん支部に漂う空気は数十年前のオイルショックの時のように暗雲が垂れ込めようとしている。小泉元首相が推し進めた規制緩和とは一体何だったのだろうか。 この競争社会生き抜くために、この十年間運営委員会を中心にして支部が一丸となって働き、雇用を守ってきた。しかし、カオス(混沌)のような競争社会は、人と人の絆を断ち切り強者が弱者を奈落の底へと誘(いざな)い、社会(全体)が人(個人)を蹂躙する。 人は自分で気づかぬうちに病に倒れる。それさえも気付かずに生きている。生かされている。残酷な社会を創り続ける競争社会。 今日のような清々しい空は、天を仰いでも訪れてはこない。人と人が紡ぎだす絆こそ、いまいちばん大事にすべきものだろう、清々しい空気を取り戻すために。 支部長 只石善士 南支部 今年最後の支部便りということで、走馬灯のように走り回ってくる一年の出来事の数々に思いをめぐらしている。何よりも50周年の記念行事を無事にやり遂げたことが大きかった。篠﨑委員長をはじめ多くの諸先輩たちの苦闘と功績に改めて感謝の意を表した。 そして都議会議員選挙から衆議院選挙と相次いだ真夏の選挙において推薦、運動した候補者が勝利し、政権交代という歴史的な快挙の一翼を担ったという充実感を支部組合員と共有することが出来た。 そして、第54回定期大会の役員選挙で副委員長の4期目に選出され、新たな50年に向かっての第一歩を支部組合員と代議員の皆さんから付託されたことの重さを実感している。 こうした新運転や東京地本の組織全体の活動の一方では、当支部の団結、結束力を固める諸活動にそれなりに取り組んできた。新年当初の籏開きと夏のバーべキューなどを柱に仕事の現場以外で支部組合員同士が交流する場を設けてきた。 しかし、生コン、清掃関係の就労は来年も厳しさを増すことが予想される中で、 まだまだやり切れていない課題が山積している。来年の話をすれば鬼が笑うというが、本当に笑って新年を迎えるために年末の仕事をきっちりと無事故、安全作業で締めくくっていこう。 支部長 岩井 肇 労供労連東京 結成祝い・将棋大会 山田久美女流三段絵を迎え開催!
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去る11月22日(日)午後1時から「労供労連東京結成祝い・将棋大会」がタブレット根岸5階会議室で行なわれた。参加者は17名。東京地本の将友会のメンバーの縁で、山田久美女流三段のプロ棋士の指導対局ありという画期的な大会だったが、参加者の殆どが新運転組合員という結果となった。 冒頭に、宮田新委員長の開会の挨拶と山田棋士の紹介があり、早速トーナメント方式の個人戦と敗者から優先的に指導対局を受けるという形で大会が始まった。 個人戦は、結局山田会という山田久美女流3段を紹介していただいた将棋クラブの代表が優勝。とはいっても優勝賞品は無し。参加者全員に山田棋士の扇子と色紙などの参加賞が授与された。一方指導対局の方は、西支部の丁子組合員が、香車落ち、太田書記長は角落ちで勝った以外は、全員負け。宮田新委員長は平手戦で妙手を連発、プロを後一歩で打ち負かすという窮地に追い込みながらの逆転負けで参加者を驚かせた。 労供労連東京としての組織活動は、連合と交運を役割分担しただけではなく、 お互いの連絡を密にして組織統一へのロングロードを気長に歩こうというもの。 早くもボーリング大会などの要望が出されている。 |
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第54回定期大会開催! 歴史的大転換の最中に新たな運動展開に向けて! |
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昨年から今年、世界中で起こった激動の渦の中にわれわれはいる。いわゆる米国発の世界金融危機から経済恐慌、そして政治の変革である。米国では、ブッシュ共和党政権から米国史上初のアフリカ系オバマ民主党大統領が誕生し、日本でも戦後続いた自民党中心の政治から民主党、社民党、国民新党の連立政権が誕生した。この歴史的な政権交代の意味は、無血革命とも言える変革の入り口にわれわれが立っているということである。新政権の未来の鍵は、われわれ労働組合をはじめとする民衆の力が握っている。そして今年、われわれは結成五〇周年を迎えた。それだけに来る11月15日の第54回定期大会成功に全力を挙げよう! |
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去る10月24日から26日にかけて支部選出役員の選挙投票が行なわれた。既に確定していた南支部とタクシー部を除いた残りの三支部で投票が行なわれ、26日の第2回選挙管理委員会において即日開票、当選確定者が一斉に各支部に掲示された。 今年は、直前の評議員会で選挙規程細則が改正されたことで、初めて選挙広報が全ての支部組合員宅に直接郵送された。その内容については、執行委員会や候補者から一部批判も出たが、投票日前に立候補者の写真と所信が明記された広報が出されたことは初の試みとして評価されていた。 その開票結果と同時に、大会選出役員(執行委員長、副委員長、書記長、会計監査、統制委員長)の立候補受付告示が11月12日から大会前日の14日までと 篠塚雄司選挙管理委員長名で出され、大会当日の代議員選挙によって新役員が決定することになっている。 |
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そして、9月の第765回執行委員会では運動方針の骨子について議論し「*労供事業としての側面と同時に、労働者の権利と生活を守るという労働組合としての役割強化をめざす。*賃金低下、労働条件悪化という状況下で非正規労働者の改善を第一の方針とする。*同一労働・同一賃金の原則を強く打ち出す。*高齢者対策の強化を。*大状況云々よりも足元の組合員の意識状況を反映させる方針を打ち出す。*50周年を越えて支部の独自運営など組織財政の抜本的改革を二番目ぐらいに出す。」という意見が出され、原案作成に活かすことになった。 そして10月末に開かれた大会前の第766回執行委員会では、「*方針案については色々と意見が出されたが、今週中に文書か口頭で書記長に提出し、連休中にまとめて本人と執行委員に郵送確認すること。*予算案については、大会準備金と支部活動費の増額などの意見が出され、大会準備金の前倒し支出と共闘費を昨年並みとし、その分を支部活動費の予算枠に回して増額し、支部運営委員会の方針で支部活動が活性化して予算が足りなくなる時は補填すること。*規約改正案については、書記長から提案説明があったが異議が出たために大会への提案を控えること。*大会宣言案は、問題があれば今週中に文書、口頭で提案することになり、付け加えて安全運転、作業の決議と大会スローガンを例年通り準備すること。」ということで議論を締めくくった。 |
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こうした経過を経て、いよいよ歴史的な大会を迎える。戦後長く続いた日本の政治、経済体制が大きく変わろうとする時、日本における最大の労供労組であるわれわれと労供先事業所との契約関係も変わることは必然である。われわれの主な労供先である清掃、生コン、タクシー業界の経営動向もこうした大きな時代状況と無縁ではない。既に、生コン、建設業界は、過剰設備、事業所の統廃合による縮小再編の真っ只中にある。その影響は、一般トラックと生コン車の就労減と清掃作業の激務となって現れている。また、区移管後の競争入札と営業収益の激変に対して危機感を深める清掃業界は、われわれ以外の非正規雇用に需給調整機能の幅を広げ、困難な局面に備えようとしている。 その点で、今こそわれわれに求められていることは、労働者個人ではなく集団的仲間意識・団結力による労働と生活の相互扶助事業としての労供労組の基本に立ち戻っての議論と実践である。その議論の基本は「長期的、多面的、積極的」な立場に立つことである。その反対が「近視眼的、一面的、消極的」であることは言うまでもない。 そして、そうした議論を多くの組合員たちと積み重ねた上に取り組む実践の基本は、旧来の常識的枠を取り払い、試行錯誤を恐れないことだろう。 更に、その実践の成果と問題について議論を積み重ねて次の実践に生かすというプラスの循環を起すことが、今後の50年に向けての新たな運動の起動軸となる。その為にも今後われわれが早急に取り組まなければならないことは、その担い手となる若い力を組合活動の中心部分に結集することではないだろうか。 |
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一方、トラック関係の組合員増という中で支部労供は、運転手と作業員の世話から組合費の徴収、事故対策などで手一杯となり、ある意味限界を超えている。 そして、組合員の高齢化は、団塊の世代も含めて10年以上前から今後もわれわれの組織の重大問題であり続けている。更に近未来には作業員組合員が増えるということが想定されている。ここを転機に組織財政改革を進めなければ新たな労供先の開拓営業も組合員の世話活動や事故防止活動も立ち行かなくなり、何よりも支部長の過労健康問題にもなりかねない。 既に昨年大会でも確認された根本的な解決策として支部体制の組織財政面での再編強化を検討する必要があるだろう。また、作業員組合員の激増という状況に対応すべく、特対部設立当初に出ていた作業員労供を復活させる独立運営という意見も出ている。更に、高齢組合員の就労と生活を考える時に従来の運転、作業という都市型の労働と生活から連合が進める「ふるさと回帰運動」との連携を含む仕事とロマンの再活性化も考慮に入れる時期に来ているのではないだろうか。 活発な方針論議と大会成功によって高い次元での運動展開を目指していこう! |
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支部便り |
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東支部 急に肌寒さを感じる陽気になり、木々の色も錦秋の秋と呼ぶにふさわしい色合いをもち、冬に向って季節が駆け足で通り過ぎて行きます。 今日このごろの東支部の状況は、窓口が全くの不調で、印紙の枚数を気にして一喜一憂の有様。そんな中、今年は役選の年で、支部の若者が先々の新運転を危惧し機関紙の記事になりますか?と便箋を持ってきた。左記はその文章です。 「今日の日付は九月六日ですが、組合員の皆様がこの機関紙に目を通される頃には、心地よい夜の虫の音に癒され、そろそろ温泉やスキーなどの冬のレクリェーションを心まちにしている人も多いのではないでしょうか。 我々新運転の大先輩方も幾多の季節を繰り返しながら、かけがえのない新運転を私たちに伝え残してくださいました。今年は役員選挙の年となりますが、我々も支持する民主党に続き新運転をより向上させるべく一丸となりましょう。とりわけこれからの新運転を受け継いでゆく世代には、先輩方から知恵と経験を享受し「温故知新」で立ち向かっていただきたいと思います。将来の清掃業界はもちろん社会の変化や雇用先である各社の要求にも柔軟に対応していかなければなりません。方向を定めて、奮闘努力でまい進していきましょう。」 右記のような文面でした。大会を間近に控え新運転を心配する若手からのこういった文章を見て、大変嬉しく思います。今大会を成功裡に収めて将来の道筋に成ればと思います。これから年末に向けて乾燥した季節になります。巷で騒がれている新型インフルエンザに充分な対策をもち、切り抜けて下さい。 支部長 菊地 公洋 |
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北支部 今年は、11月の入り口で早々に木枯らし一号が吹き、これも地球温暖化の一側面なのかと思うこの頃ですが、それにつけても気になるのは組合員の皆さんの健康と安全運転です。何といっても一昨年から続いた一部事業所に集中した事故には、神頼みでもしたくなるほど参りました。 一人は皆なのため、皆は一人のためにという組合の基本となる相互扶助の精神とお互いの絆の大事さを改めて思うとともに、労働者供給事業者と労働組合という二束の草鞋を履くことの難しさを今更ながらに再認識させられました。 ということで自省しながらも、東京地本最大の支部としての誇りをもって、再度支部長選挙に立候補させてもらいました。ここで放り投げるわけにはいかないという義務感と更に支部組合員の皆さんの生活と労働の安定、安心に寄与し、労供事業を発展させたいという想いからでした。 お蔭様で10月26日の開票結果によって再任させていただき、皆さんに心から感謝いたします。これまでの経験を活かしてより一層北支部と労供先事業所との信頼を強めて労供事業の拡大を目指す決意です。大会前と今年最後の支部便りということで、かなりよそ行きの報告になりました。結成50周年となった今年の最後に、北支部のみならず東京地本組合員皆さんの安全運転・作業を祈念して報告とします。 支部長 草苅脩二 |
西支部 供給事業の最先端にいる支部、その支部機能強化が迫られるなか、解決策の打開に向け幾つかの問題点を支部運営委員会に図った。 一つは会社(供給先事業者)が、新運転に対し何を望んでいるのか、であり。もう一つは、組合員同士のコミュニケーション不足によるトラブルである。会社に対し支部の対応が迅速に行われていない。その原因は、専従者が一人しかいない為に小回りがきかないのである。就労中、あるいは就労後組合員が体調不良を起こし病院へ運ばれる等、その処理は会社が行っている。「組合員の管理は新運転がやります。」会社にとって何と空々しい響きでしょうか。支部長が早朝から夕方まで、毎日業務に就くことは不可能です。支部運営のあり方、その為の支部財政は如何にあるべきか。二人の専従者を置くことを念頭に、現在の中央集権的財政から地方分権的財政の移行を図るむね支部運営委員会に提案した。それは、支部長が楽をしたい為ではなく、組合員の就労先確保を前提に、会社から供給元事業者として信頼され、労働市場の競争に生き残りをかけているからです。二年後を目途に各支での議論をお願いいたします。 支部長 只石 善士
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南支部 今年は結成50周年の節目を迎えて、当支部では改めて新運転の原点である安全運転に心がけるよう周知徹底を図ってきたところである。他の支部に比べて生コン就労者が多いこともあり、一旦事故となると損害が大きいことからベテラン揃いとはいえ、厳しいプロ意識に徹しての就労を期待してきた。 お蔭様で今年は大きな事故もなく、事故件数も例年に比べて大幅に減少させることが出来た。これもひとえに組合員の自己管理の確かさによることと大いに自画自賛している。 それにしても早いもので暑かった夏もいつの間にやら木枯らし一号が吹く季節となり、大会が目前になってきた。幸いかどうか分らないが、今年は役員、代議員共々選挙とならずにいち早く確定し、当支部選出の篠塚選挙管理委員長だけが一人忙しく動き回っていた感じだ。役目とはいえ、大変ご苦労様ではあるが、大会当日の重要な役員選挙が待っているということで、もう一踏ん張り頑張ってもらいたい。 支部長 岩井 肇 |
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タクシー部 「特定地域におけるタクシー事業の適正化及び活性化に関する特別措置法」が先の国会において衆参全会一致という内容で可決成立しました。施行日は十月一日ということですから、既にスタートしていることになります。 全国を六四三の事業区域に分け、特に問題のある供給過剰地域を特定地域に指定して、七年ぶりの再規制をかけることになりました。中でも先頭を切って特別区・武三地区の協議会が発足し、適正化に基づく減車措置等、活性化に基づく労働条件の改善等が審議されることになりました。この結果既に通達等で発表されている通り、法人では新規参入、増車は非常に難しい状況になっています。 一方個人は新規参入が事実上難しくなり、自然減を待つこととなり、結果双方合わせて国が示した適正台数を目指すことになりました。現在三万二千台程ある東京地区の法人タクシーは八年前の台数を基準にして、その時点での実働率を勘案して提示されました。それによると、現状より約六千台から約八千台減らす必要があるとのことです。 現在公表されている毎月の実働率はバブルの状況にあるのは間違いなく、隔日勤務だけで換算したものではありません。 この結果今後予想される事は、乗務車両が減少することによる昼日勤・夜日勤の廃止を考慮した縮小、公出を廃止する出番数の減少等です。これらによる収入減は避けられそうにはありませんが、逆に一乗務あたりの営収は確実に上昇する筈です。最終的には過労乗務の防止にも繋がり、総合的な労働条件の改善にも寄与することになるでしょう。 タクシー部長 佐々木克己 |
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連合東京第11回定期大会開催!貢献度最高の遠藤会長勇退! 去る
10月30日(金)午後1時より、日暮里のホテルラングウッドに於いて連合東京の第11回定期大会が開催され、向こう2年間の運動方針と新役員が確認された。 来賓は、連合本部から古賀会長をはじめとして民主党、社民党、公明党からの代表にお越し頂いた。その中では、公明党の高木代表の「平和、人権、民主主義、環境など当の原点に立ち戻って共に頑張っていきたい」という挨拶が印象的だった。また海外からも「韓国労総ソウル特別市地域本部」の皆さんもご参加頂きイ・チョルヒョン団長から祝辞を頂戴した。 希望と安心の東京を築く為に新しい「大野丸」は、今後とも運動を強化し推進していくということで、最後に団結頑張ろう三唱で閉会となった。 東京交運労協第18回定期大会開催! 来る11月19日から20日にかけて東京交運労協の定期大会が開催される。 交通運輸産業に働くわれわれの賃金労働条件は、全体的な経済不況に輪をかける形で悪化している。 言うまでもなく規制緩和や市場競争の激化に加えて、環境対策、駐車違反取り締まり強化、燃料費の高止まりなど交通運輸関係の経営状況の底打ちが見られないまま厳しさが続いている。 そうした中で、国政に於ける政権交代の先鞭をつけた都議会民主党の第一党となる勝利を受けて、東京都の交通政策における長年の懸案要求実現へ向けて組み強化が求められている。 労供労連東京の旗の下 派遣法改正大集会へ参加! 10月29日、午後6時半から日比谷野外音楽堂に全国から約2500人の労働者が結集し、派遣切り、使い捨てを赦さない派遣法の抜本的改正実現の為の集会と請願デモを行なった。 連立政権が誕生する前の公約だった「日雇登録型派遣と製造業派遣の原則禁止など」が労働政策審議会の協議の場において業界側からの反論を受けている状況の中で、政権を後押しし、派遣法の労働者保護法への改正と労働組合の労供事業への転換を求めるということで、労供労連東京としてはじめての桃太郎籏をもって9名で参加した。 集会では、民主党の吉川さおり参院議員や社民党の福島瑞穂党首、共産党の小池晃参院議員ら与野党の議員が挨拶し、ルポライターの鎌田慧氏、元派遣労働者らも法改正を求めた。 |
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メーリングリストの登録から掲示板の活用を! 新運転東京地本のMLができました。パソコンだけでなく携帯からでも登録が出来ます。 次の「sinunten@mobilecrm.jp」に空メールを送ってください。 そうすると自動返信で、「下記のURLから登録をお願いします」が来ますので、そのURLから入って名前を書き込むとあなたのメールアドレスが自動的に入いりますので、そこはいじらないでください。そして、その下のアンケートをチェックして最後に登録してください。それで、掲示板への書き込みが出来ます。 |
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—おかげさまで50年—50周年記念式典開催! 昨年秋の大会から準備されてきた新産別運転者労働組合結成50周年記念式典が予定通り5月22日午後6時から開催された。当日の参加者は、東京地本の在籍35年以上の組合員107名と特別功労者9名を招待し、ホテルラングウッドの6階彩林の間で行われた。 最初に式典から祝賀会の司会という大役を引き受けていただいたNHK労連の波多野いづみさんが挨拶。 主催者を代表して篠﨑庄平中央委員長は、最初に特別功労者のご遺族やご家族の方、そして参加者を紹介してから挨拶に移り、「1959年に新産別の傘下に入ってから労働者供給事業労働組合として前人未到の道を歩んでこれたのも、先輩指導者や業界、行政など多くの方々のご指導、ご鞭撻のお陰さまでした。また、今日も参加している多くの組合員の日々の努力の積み重ねであることも確認し合いたい。」と感謝の言葉から始まり、「派遣切りや雇い止めといった問題が目の前で起こっています。まさに労働組合による労供事業の真価が問われる時代だということでしょう。 これからの50年は、過去の実績を生かして非正規労働者の組織化を推進する変革の時代にしたいと決意を新たにしている」と語ってくれました。 引き続き司会者からご来賓の紹介があり、連合東京の大野博事務局長、東京交運労協の大野昭彦副議長、労供労連の仲間であり、われわれの一年先輩として昨年11月に結成50周年式典と祝賀会を成功させた自運労石野昇執行委員長、以上の労働組合からのご来賓の挨拶に続いて、東京環境保全協会津島英世副会長、関東生コン輸送協会の緒方正義会長。 それぞれ皆さんの暖かい挨拶に対して、参加者一同盛大な拍手で応えて、式典の区切りとなる特別功労者の表彰に移った。 特別功労者9名の内、参加されたのは、南都幸夫顧問、小板橋勝男組合員、門間国元書記長、飛田正一元委員長の息子さん、そして柏原実元委員長の娘さんの5名の方々。その皆さんを代表して、南都顧問へ篠﨑委員長から表彰状と記念品が贈呈され、満場の拍手で感謝の意を表明し、共にお祝いした。 ☆2009-5-22(金)に行われた 50周年式典・祝賀会の様子 |
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☆新たな門出を祝う 50周年祝賀会盛大に! ホテルラングウッド2階の鳳凰の間で行なわれた祝賀会。開会の7時前から友誼組合、会社関係のご招待客が受付に並ぶ中、会場入り口に前段の式典を終えた篠﨑委員長以下三役がお迎え役の準備に立ち、ウエルカムドリンクと音楽演奏が始まった。 司会の波多野いづみさんから開会の挨拶があり、拍手で盛り上がったところで篠﨑庄平中央委員長が紹介され、主催者を代表しての挨拶。「新産別運転者労働組合結成50周年記念祝賀会にお忙しい中、各も多くの皆さんにご参集いただき心からお礼を申し上げます。本会の前段、ご来賓の方々も参加いただき現役員と在籍35年以上の組合員による記念式典を終えてきたところです。」と始まり、「国家権力、資本、政党から独立した戦闘的労働組合主義を掲げた新産別に加入」してからの先輩諸氏の先駆的な闘いに対する敬意と感謝の意を表明された。そして、これから5年、10年先に向けて過去の経験に拘泥することなく、新たな労供事業の制度改革に挑戦していくという決意を語り、参加者から万雷の拍手を受けた。 引き続きご来賓の挨拶として大塚連合総合組織局長と坂本交運労協事務局次長が登壇し、非正規労働者の諸問題解決に労働組合が主導権を発揮しなければならない中で、新運転の労働者供給事業の役割が今後重要になり、制度的に見直されるべきだし、今後取り組んで行きたいという前向きのご挨拶を頂いた。 そして、南都顧問の乾杯から祝賀会の宴となった。 当日のアトラクションは、特別功労者として本組合の創設に関わり表彰された故志沢恒氏のお孫さんに当たる伊藤さくらさんとご友人の西山淳也、岡崎卓さんの三人。10年前にもご出演いただき、現在はバリバリのプロとしてオペラ、ミュージカル。コンサートなど活躍されている方々。 それぞれクラシックや歌曲、そしてギター伴奏のフォークなどバラエティに富んだすばらしい歌唱を披露し、会場の雰囲気を盛り上げてくれた。10年前には演壇で、亡くなられた志澤顧問と篠﨑委員長、そしてさくらさんが並んで記念写真を撮っていたことを思いだし、一番喜んでいたのは、篠﨑委員長だったかもしれない。 そして、演奏の途中で、山崎労金荒川支店長と河崎全労済事業本部代表からご挨拶を頂いた。印象に残ったのは、労金や全労済においてもこの50年間で新運転の存在と協力が非常に高く評価されていたこと。新産別に加入していても他の組合とは全く違う企業外職能組合を運営してきた先輩たちとそれを引継ぎ発展させてきた篠﨑委員長の功績の大きさを痛感した。 会場では総勢200人を越える組合員、招待客がそれぞれ歓談し、交流を深めていた中には、若い支部運営委員が何人かいた。それだけに新運転の歴史の重さと今後の道筋に対する自信のようなものが芽生えてくれたかと期待したい。 それにしても感心したのは、司会者としての仕切り役を見事に務めていたNHK労連の波多野いづみさん。今年の連合中央メーデーでもメイン司会者だった実力者だったということで納得。最後に、中締め役の隅谷中央副委員長が関西風締めでお開きとなり、残った組合員全員の集合写真で終了。
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派遣法の根本的な問題とは、、 |
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厚労省の2006年度労働者派遣事業報告によれば、派遣労働者数は321万人(登録、日雇い型を含む)、派遣事業者数は4万2千弱に上っているのに対して、労供組合の数は百足らずで組合員数は1万人に満たない。こうした桁違いの格差を生み出した主な原因は、原則禁止、労働組合のみ例外OKという職安法で規制されていた労供事業が、1985年の派遣法制定によって合法化されたからです。
悪法も法なりといいます。まして派遣先企業にとって使い勝手、使い捨て放題という労供事業が合法化されたわけで、当初は例外的、臨時的な専門性の高い職種に限定していたものが、規制緩和の下で次から次へと改悪されてきたことは周知の通り。2008年度に発表された東京労働局の資料によると、2006年度の東京における一般派遣料金は、8時間換算で18,822円に対して、賃金は12,953円となっています。つまり平均約30%が経費となっているのです。この差額の5,869円には、通常の会社であれば、社会労働保険などの法定福利費の事業所負担分が14%弱、約2,635円。労働者が使う食堂、トイレ、作業着、ロッカーなどの必要経費の実費分を差し引いて利益を出すことになります。 しかし、日雇い派遣でぼろ儲けをしていたグッドウイルやフルキャストの場合は、派遣契約では一定の有期契約の中に必要とされる福利厚生費や諸経費を潜り込ませながら、ネット上で登録させた数万人もの登録・日雇い型労働者を日々契約で派遣していたのです。しかも、社会労働保険をかけずに、作業着も使用料を取り、トイレ、ロッカーなどの設備費の事業者負担を限りなくゼロに近づけて40から50%純益とするやり方がまかり通っていたのです。更に、その賃金から事務手数料などの名目で200円ないし300円を取っていたというのだから、まさに濡れ手に泡の日銭が入る構造だったということです。 これでは戦前の「組」やたこ部屋以上の悪どい搾取だとして禁止されても当然でしょう。というのは、多くの問題を抱えていた戦前の「組」でも、仕事のないときには組員に小遣いを渡して生活の面倒を見なければならなかったといいます。また、法律的にも戦前の工場法などでは、請負や労務供給であっても事故や労災などについては就労先の事業所に使用者責任を負わせていたのです。 要するに、改めて派遣法の根本的な問題を整理すると日雇いも含めた間接雇用の需要が、戦前から今日まで、更に未来においても根強く存在する中で、労働者保護の基本に立った法律になっていないということです。つまり、派遣元の雇用する側に社会労働保険を含めた派遣労働者のセイフティーネットをきっちりと負わせていない。そして派遣先の使用する側に使用者責任としての事故、労災補償などの義務付けがされていない。そうした雇用者と使用者の労働者に対する無いない尽くしの無責任体制が、双方の利益第一主義と相まって、多くの低賃金、不安定、無保険という日雇い派遣労働者を生み出し、使い捨てにしてきたということなのです。 |
組合加入 |
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組合加入にあたっては、加入金を納付の上、加入講習を受けていただく必要があります。
毎月最終日曜日に開催されます。受講は必須(強制)となります。 |
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2009年の年明け。日比谷の派遣村が世間の注目を圧倒的に集めていた中で、 東京地本の各支部業務は、文字通り三が日のみが休み状態だった。そして、派遣村村民のその後を紹介する新聞記事で、相変わらずの苦境が報じられているのを読むにつけ、その彼らが今年中、とりわけ年度替りの清掃事業の繁忙期に東京地本の組合員に加入してくれないかとの想いを強くしての新年総会や旗開きに参加した。 昨年は、前委員長の忌中ということで取りやめた本部の旗開きは、今年も恒例の4日が日曜日とあって連続中止となっただけに各支部での組合員の元気さが50周年を迎えて新たな出発を期す新年となった。 |
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労供労連主催 濱口桂一郎氏を迎え 「労働組合の労供事業法制定に向けて」集会開催! |
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去る3月14日、東京の総評会館において労供労連が主催して「労働組合の労供事業法制定に向けて」をテーマに、濱口桂一郎氏を講師に招き集会が開催された。 土曜日の夜にもかかわらず、新運転からは、関西、滋賀、埼玉、東京の役員を先頭に26名が参加、自運労からも約20名、そして後援して頂いた労供労組協のからは伊藤議長、横山事務局長、安並スタッフフォーラム理事長、関東生コン輸送協会の緒方会長と後藤専務にも参加いただいた。 主催者挨拶で篠﨑会長は、「わが国は企業内労組を中心とした法体系である。われわれは少数労組であり行政は軽視している。派遣法の成立、急伸長の陰で社会問題化して初めて行政は対応しようとしている。つまり経済や行政の都合で法が振り回され、そのしわ寄せがわれわれ労働者に来ている。ここに来て未整備である日雇い年金問題の解決は法制上の重要な課題と認識している。社会的位置付けを確立し労供事業法の制定の第一歩にしたい。」と挨拶し、次いで労供労組協の伊藤議長から「今国会に日雇い保険に関することは何も上程されていない中で、永年懸念だった雇用、社会保険印紙の減枚について、昨日の労供労組協総会で決議を挙げ、今後全力で取り組んでいきたい。」と連帯の挨拶を受けた。 そして、濱口先生からの講演に移った。同氏は、厚生労働省においてヨーロッパの労働政策を永年研究され、日本で殆ど研究者がいない中で、労働者供給事業について歴史的な資料分析と戦後の職安法制定から派遣法、そして今日までの変質などの問題について研究されている珍しい学識者といえる。 濱口先生が準備したレジュメでは『労働を供給するとはどういうことか?』を主題に「明治から戦中にかけての労務供給契約が雇用と請負の原点であり、その有り様の線引きは難しく、法も民法と商法にそれぞれ記載されているが極めて矛盾を内包している。戦後のGHQによる指示で、労働者供給事業が禁止されたことによる功罪。派遣法の登録型と労組が行う労働者供給事業、臨時日雇い型有料職業紹介事業は何れも社会的実体は同じであるだけに、法律構成を労働者保護の枠組みで整備し、労供事業法での整備統一が望ましいと、締めくくって頂いた。 |
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濱口桂一郎氏のブログより 労供労連集会にて この団体は、労働者供給事業を行っている労働組合の団体で、本ブログでも新運転の太田武二さんの論文などに触れて、何回か取り上げてきたことがあります。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/on_5181.html http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_4a8d.html http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_7b0f.html http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-ff7f.html http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-722a.html
私の意見は、登録型派遣と組合労供と臨時日雇い型紹介はビジネスモデルとしては同じものなのだから、むりに派遣元がフルに使用者だからいいんだという派遣に押し込めたり、無理に紹介先がフルに使用者だからいいんだという紹介に押し込めたりするより、全部素直に労供事業であるという原点に戻って、それにふさわしい規制のあり方を考えていくべきではないかという点にあります。 その点でいうと、組合労供にも、事業主体が労働組合であるがゆえに事業者性が認められないという妙なゆがみが生じており、労働組合法上の労働組合との関係を法的にもういっぺん再検討すべき時期に来ているようにも思われます。
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