連合「STOP THE格差社会!暮らしの底上げ実現」キャンペーン第3弾
5.27全国統一集会が文京シビックホールで開催され、連合の仲間1715名が集結しました。
労供労連からは2名参加(新運転2名)
挨拶をする古賀連合会長と枝野民主党幹事長。
この中で枝野幹事長は「ウソツキ内閣のウソツキ法案」と厳しく批判、
民主党として労働法制改悪反対に徹底して取り組む決意を表明しました。
最後は「団結がんばろう三唱」で閉会しました。
今後も国会周辺での行動が予定されています。組合員の皆さん、是非ご協力を。
(人材育成センター)
5.27全国統一集会大会アピール
われわれは、全国各地のメーデーにおいて、
一、労働者派遣法の改悪はしないこと。
一、実効ある長時間労働抑止策を導入すること。労働時間規制の緩和につながる労働基準法の改悪をしないこと。
一、公的年金制度の年金積立金の運用にあたって拠出者である労使の意思が確実に反映できるガバナンス体制を構築すること
を求め、その実現のため、本日まで「全国統一行動」を行ってきた。
しかし、政府が国会に提出している労働者派遣法改正法案は、「派遣労働は臨時的・一時的に限る」との原則を実質的に撤廃し、均等待遇原則の導入を先送るするものであり、”生涯派遣で低賃金”を増やす改悪法案である。政府は、現行法のままでは「大量の派遣労働者が失業」するなどといった全く根拠の無いデマ文章を国会議員に配布し、与党委員長の職権による強引な委員会の開催を行うなど、法案の成立に血眼になっている。若者たちから安定した雇用を奪うこの改悪法案の成立は断固阻止しなければならない。それが私たち世代の責任である。
また、新たな長時間労働を生み出すおそれのある「高度プロフェッショナル制度」の導入や裁量労働制の拡大が盛り込まれた、労働基準法の改悪法案も国会に提出されている。労働時間規制に抜け穴をつくり、労働者をさらなる過重労働へと追い込む改悪法案は、絶対に認める事は出来ない。政府は、過労死という痛ましい出来事で毎年100人以上が亡くなっている現実を直視し、「労働時間の量的上限規制」や「勤務間インターバル規制」などの実効ある長時間労働抑止策を導入して、”残業代ゼロより過労死ゼロ”を実現すべきだ。
また、審議会の労使の委員が共同で要請した年金積立金管理運用独立法人(GPIF)のガバナンス改革に係る課題についても進展していない。その結果、被保険者の意思が反映できないまま、GPIFでは、インフラ、不動産等運用対象の多様化が着々と進められてしまっている。労使をはじめとするステークホルダーの参画の下、合議制により意思決定する仕組みを早急に構築すべきである。
われわれは、怒っている。
政府は、働く者の声を聴け!
全国の働く者が国会の審議を見ているぞ!
数の力で法案を強引に押し通すことは絶対に許さない!
本日の医師結集を土台とし、今後は国会周辺での行動を通じ、全国で働く仲間の怒りを国会にぶつけていく。すべての働く者の連帯で安倍政権の暴走にストップをかけよう。
2015年5月27日
連合「STOP THE格差社会!暮らしの底上げ実現」キャンペーン第3弾
5.27 全国統一行動