新運転関西地方本部(関西職別労供)機関紙【連峰】477号が届きました。
コラム【ローキョー春秋】を転載します。
●6月初旬、衆院憲法審査会に招致した憲法学者三人(内一人は与党推薦)全員が
安全保障関連法案を違憲と断じた。
にも拘わらずでっせ。安倍独裁政権は米国議会の演説で「夏までに成立させる」と
大見得を切った延長線として「行政の裁量範囲」と突っ張り到頭強行採決に及んだ。
何たる事や。
●「絶対平和主義、国民の命を守るため」と高言し多くの反対を押し切るんなら
「国民投票」をせんかいや。憲法第9条の存在で世界に誇るニッポンが築かれて来たんやで。
内閣支持率が大きく下がったのも当たり前のこっちゃ。
●これ以上の支持低下を避けねばと腰が引け「新国立競技場」案を白紙に戻すと
安倍はんの決断も遅きに失するとはこの事である。
東京開催を決めた会議では「斬新なデザインと作成の財源は確保している」と
能書きを述べた安倍はん。無責任極まる言動やで。
白紙会見では、何を置いても国民への謝罪があってしかるべきと違いまっか。
●そうや。13億円のデザイン料と設計業者へは45億円払ってるんやて。
安倍はんにしたらほんの小銭感覚やな。戦後育ちの「ぼんぼん」のやり口は見とれんな。
このままでは日本を壊して了うのは明らかでっせ。
●終(敗)戦記念日が近づく。安倍談話の中身を検討中やけど、
どうやら「侵略」は明記しても従来からの「お詫び」はぼやかす方向のようでっせ。
●「日本はなぜ戦争に突き進んだのか」
識者は「米英などの時の大国と利権を巡り対立した」というのが大筋やけど、
主として中国への侵略に対する制裁として石油、鉄の輸出をストップされたんで、
大方は敗けを承知で開戦に踏み切ったのが真相のようでんな。
●であれば、加害者の立場から「侵略とお詫び」はセットで違いおまへんわな。
歴史は塗り替えられへんで。安倍はんよ。